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zoom RSS 3日間の地震ロジ

<<   作成日時 : 2011/03/14 23:34   >>

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社内で管理職向けの研修を受けている最中に
地震が発生しました。
はじめは「あれ?地震かな?」という程度の緩い揺れが
次第に強くなり、立っていられないほどの横揺れに・・
部屋の隅に置いてあった銅像が台座ごとひっくり返り
天井が外れて落ちかけ、壁にかかっていた大型の額縁は
留め金ごと落下しました。
「これは大変だ!」誰かが叫び、同時に震源東北地方のフラッシュを受信。
揺れが収まるとともに全員が研修室を飛び出し、それぞれの職場へ
階段や廊下を走って戻りました。

それが、この非日常的な日々の始まりでした。

職場に戻って部下の安全を確認すると、すぐに派遣スタッフの
安否確認作業に入りました。
つながらない電話にイライラして、情報を得ようと編集局に降りると
そこはまさに怒号飛び交う戦闘状況でした。

そうこうしているうちに、元の職場から
「とにかく戻ってきて手伝ってくれ」という応援要請が入り
派遣スタッフの対応は部員に任せて、編集局のロジ担当に入りました。

現場がどこかわからないまま、次々に出ていく記者たち。
ロジ担の部員たちも着の身着のままで、必要最低限の物資を持って
とにかく北へ向かいました。
東北6県の全取材拠点に電話で状況を確認しようとするも
電話さえつながらず、社会部からも「詳細不明」の回答ばかり。

編集局に泊まり込む記者たちの食事の手配、近隣のホテルの手配。
並行して仙台、盛岡、秋田、山形・・あちこちの旅館やホテルに
記者たちが泊まれないかを確認する電話かけ。
取材拠点への電話と同様、まったくつながらないまま時間ばかりが
過ぎて行きました。

ようやく全記者の安全が確認できた頃には
今までに経験したことのない、未曽有の被害状況が明らかになってきました。

一日目は一睡もできないまま終わりました。
夜が明けても、ロジ担当を乗せた車は、まだ春日部。
ヘリを飛ばしても降りる空港が壊滅状態で、引き返してくる状況。
とにかく陸路しか選べず、運輸に車両をお願いして
2陣、3陣と各県に送り出すことしかできませんでした。

いろいろな前線のロジスティックスを担当してきましたが
東京本社で物資が入手できないという状況も初めてなら、
複数の取材拠点が使い物にならないという状況も初めてです。

局舎も被災し、ライフラインは断絶。
命からがら、津波から逃れてきた記者もいます。

原発の事故、やまない余震、関東でも実施されている計画停電、
いっこうに全容が判明しない被災状況・・
こんな状況がいつまで続くのか、見当もつきません。

いったいどうしたら、何をしたらいいのか探りながら
ただできることをしていくしかないのが、現状です。

現場にようやく到着したロジ担当者たちは、記者に食事をとらせるために
自分たちは睡眠もとらず、食事もとらずに走り回っています。

どうか全員が無事に戻ってきますように。

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