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zoom RSS 「被爆2世108人の肖像」展(吉田敬三写真展)

<<   作成日時 : 2012/08/19 21:12   >>

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昨日は、新宿ペンタックスフォーラムで開催中の写真展、
「被爆2世108人の肖像」展へ行ってきました。
写真家の吉田敬三さんが撮りためた、108人の被爆2世たちの
モノクロのポートレイトとの出会いは、貴重な体験となりました。

前々から、新聞記事などでその活動は知っていたのですが
実際に写真を目にするのは初めてだったので、
いったいどんな写真なんだろうと、想像ばかり膨らませていました。

ガラス張りのギャラリーに入ると、白い壁一面にモノクロ写真が並んでいました。

一つ目の部屋には、ごく簡単なキャプションとともに
家族写真だったり、カップルの写真だったり、一人だけの写真だったり‥
それぞれが選んだとっておきの場所で、カメラに向かっている姿がありました。

二つ目の部屋に入ると、同様の写真たちに囲まれた中ほどに
テレビに映し出される映像を見ながら、
被爆2世たち108人の物語が書かれた手作りの印刷物が読めるように
席が設けられていました。
物語のほとんどは、ご本人たちの言葉でつづられていました。

その一つ一つに、写真に写っている方たちの人生というか
それまでに歩んできた思いが詰まっていて、
思わず笑ってしまったり、涙ぐんでみたり・・・
滞在していた時間は一時間程度だったと思いますが
いろいろな思いが交錯する、濃い時間を過ごすことができました。

今回の写真展のカメラマンで、ご自身も被爆2世の吉田敬三さんが
会場の片隅にひっそりと座っていて、訪れる人たちに話しかけられるたびに
丁寧に答えていらっしゃいました。

私もほんの短い時間ではありましたが、
吉田さんとお話しすることができました。

被爆者本人からは、今までに何度も話を聞く機会があったのですが
被爆2世の方に直接お会いしたのは初めてで、
ほとんどの方が、私と同年代か、ほんの少し年上の方たちばかりということに
改めて気づかされました。

戦後67年がたち、戦争を実体験として知る世代の多くは亡くなっています。

これから、戦争や原爆のことを次の世代に語り継ぐためには
その子どもたちが、自身の親の話を聞き、それを語り続けていくしか
道はないのです。

ところが、被爆者とその子どもたちの場合は、複雑な背景ゆえに
その伝承がうまくいっていないケースが多く見られます。
中でも被爆2世は、自分自身が放射能の影響を受けていることが多く
いわれのない差別を恐れて、多くを語ろうとしない方もいると聞きます。

108人の方の勇気と真摯な思いに、強く心を打たれました。

吉田さんが私に伝えてくださった話に、今回の写真展を見た福島の被災者の
言葉がありました。

「写真展を見に来てよかった。ここに写っている人たちは、私たちの未来です。」

これから何十年先に健康被害が出るかもしれない不安を抱えながら
心無い差別や風評被害に苦しんでいる人たちにとっても、
吉田さんたちの活動はとても大きな意味を持っているのだと思います。

写真展は、明日の16時まで、開催されています。
詳細は、下記、吉田敬三さんのホームページをご覧ください。

Human Photo Gallery
http://www6.ocn.ne.jp/~keizo-61/

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