被爆者の生の声。

昨日、都庁で開催されていた「東京原爆展」に行ってきたことは少しだけ
書きましたが、
あれからずっと考えていたことを、やっぱり残しておこうと思いました。

今まで、両親が広島出身であることもあり、たぶん東京で育った子どもにしては
ヒロシマ、ナガサキのことを知っているし、原爆についての知識も関心も
人よりは持っているつもりでいました。

でも、それを全部ひっくり返されるような感覚を今は持っています。

原爆展の会場には、広島・長崎で被爆した体験者の方たちがいました。

私は生まれて初めて、被爆者ご本人と直接会話しました。

本や新聞、雑誌を読んだり、テレビを見たり、ネットで調べたりした知識だけで
原爆のことを知ったような気持ちになっていた自分が恥ずかしくなりました。

被爆から65年以上たってなお、苦しみは残っています。

私に話しながら、途中で声を詰まらせ、涙を浮かべ、私の手を握って
それでも懸命に伝えようとしてくれました。

その使命感と生きようとする強さに圧倒されました。

今までのような遠巻きな方法ではいけない。
もっと被爆者のそばで、生の声を聞いて、それを伝える義務が私にはあると
感じました。

東京の被爆者団体の事務所が湯島にあることを知っていたのに
一度も足を運んだことがありませんでした。

昨日、ずっと私と一緒に被爆体験談を語る人たちのDVDを見てくれていた女性が
最後に「どうか、湯島にもおいでください」と深々と頭を下げてくれました。
「あなたのように被爆2世、3世の世代の方たちがいて伝えてくれないと
私たちの声はいつか消えてしまう」
その言葉を受け止めるために、必ず湯島に行こうと思います。

ほんのわずかでもいいから、この人たちの生きる力になりたい。

先日のカンボジア旅行からずっと、こんな出会いばかりが続いています。

もしかしたら、2010年という年は、
私にとって大きな転機になるのかもしれません。


☆右下の「ヒロシマリンク」にこの東京の被爆者団体【東友会】のページを追加しました。ぜひご覧ください。

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